25~26日は平日の連休。諸々あって久しぶりとなってしまった釣行に出かけてきた。
季節はすっかり秋。海況もだいぶ変化し、マダイも復活。ワラサやメジマグロなども釣れている様子。今回は本命マダイ&ワラサとして挑んできた。

思わぬ苦戦。
マダイの好釣期は、春のノッコミ(産卵期)と秋の2回。春は大物、秋は数釣りと言われている。
南総の海でも好釣果が続いている。
そこで初日は手堅くマダイ狙いからスタート。
トラブルで出船が遅れ、館山沖に到着したのは9時半頃。
予想に反して風が強く、ウネリも高い。天候は曇天で状況は悪くないように思われたが、底潮が動かず魚の活性はすこぶる悪い。
横瀬、象背根と転戦するが全くアタリがない。
後で確認したところ水温が急低下したのだとか。
昼過ぎまで粘ってみたが釣果なく、時間で保田方面へ移動。
いつもの定置網沖を攻めてみる。
こちらは山のおかげで風の影響が少なく釣りやすく、魚探に反応も映し出される。
しかし、底潮が動いていないためか、食ってくるのはサバやイトヨリと言った外道ばかり。
小一時間流した後、さらに北上しクドツ根へ。
以前、青物が釣れた場所なので密かにワラサへの期待を込めていた。
普段はエサ取りが多い、この場所も今回は付けエサが残ってしまう状況が続いた。
このまま終わるのかと諦めかけた15時過ぎに巻き上げた仕掛けにチャリコ(今年生まれたマダイの子供)が付いていた。
この頃から少し潮が流れ始め次の流しでようやく35㎝程のマダイをゲット。
時間はすでに16時近い。
急いで保田沖に戻って仕掛けを降ろすとようやく本命からのアタリ。
キロ弱のマダイをたて続けに2枚釣上げ初日は終了。
結局、本命マダイは、チャリコを入れても4枚。
秋の荒食いを期待していたので期待外れに終わった。

ワラサを求めて
二日目は、好調の報が伝えられていたワラサを狙って東京湾を横断し久里浜沖で開始。遊漁船団に紛れて仕掛けを投入。

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しかし、前日にもまして潮が動かず。大漁のコマセが撒かれているにも関わらず、付けエサが残ってしまう状況が終日続く。
周りの遊漁船も全く釣れていない様子。
辛い時間が昼過ぎまで続きようやく潮が効きはじめ周りはにぎやかになってきた。
しかし、マイボートではワラサを引き寄せるだけのコマセの量が足りないのか全く食ってこない。
14時まで粘ったがついにワラサを諦め保田沖に戻ることに。
ここまでは凪状態であったが、保田に到着した頃には風が強まり一気に海況が悪くなってしまった。

ワラサの代わりにメジマグロ浮上
時間的にも残り1時間くらいと決めて仕掛けを投入。
魚探には魚影が映し出されている。
すると竿先がフッと浮き上がった。
サバかソウダカツオが掛かったのかと思いリールを巻き上げると意外と重い。
「いったい何者??」
正体が分からぬまま巻き上げると海面に上がってきたのはメジマグロ。
2㎏程度の小物だが保田沖では初めての獲物であった。
直後にもう1匹追釣し海況がさらに悪くなったので15時前に撤収となった。

二日間通して大苦戦となった。
しかし、一応本命を得られたことやメジマグロも釣れたので満足度は☆3つ。



釣りのデータ

年月日:2016年10月25~26日
場所・釣り船:内房鋸南保田海岸からマイボート
天気・水温:曇り~晴れ、長~若大潮、水温??度、澄み
釣り方:ビシ釣り
釣果:マダイ20~38㎝(~0.794㎏)4匹、メジマグロ52㎝(2.051~2.18㎏)2匹、イトヨリダイ
エサ:オキアミ
タックル:竿=Daiwa LEADING-XA55 225IV、リール=Daiwa シーボーグ300FB
仕掛け:ビシ60号、ハリス4号7.5m、マダイ針9号

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