本日は、職場の親睦で高尾山へハイキング。
遅れて参加の私も山頂付近で合流。
道中も仔猫が気になり仕方ない。
保護したことは正解だったのか。
親から引き離しただけではなかったのか。
小さな体に点滴を打ち込んでまで延命させる必要があるのか。
苦しめているだけではないか。
自責の念ばかりが頭をよぎる。
昨日とは違って、元気になった姿が想像できない。

山頂へ向かう途中で動物病院より連絡が入る。
容体が悪化。
今朝は、エサも取らなくなった。
点滴は、継続しているがグッタリと横になったままの状態となっている。
正直、かなり難しいとの事。

昨日までの期待は、吹き飛んだ。
これが現実。
最後まで処置をお願いし、予定を切り上げ帰路に向かうが、その途中、再度、病院より連絡。
いま、息を引き取ったとの事。
小さな体には、生き残る力がもう残っていなかった。
当日は、帰宅が遅くなってしまうので引き取りは翌朝としてもらう得ないかと告げると、「綺麗にしてお待ちしてます」との快く承諾してくれた。

保護の時から何から何まで人間の都合。
保護した直後に病院に連れていっていたら。
妹を待つのではなく、その時点で病院を探していたら。
亡くなってからもすぐに迎えに行けない。
人間の都合で何もかも後手後手。
これでは、保護ではないのではないか。
自分を責めながら帰宅する。